「#シンFIRE論」(著:穂高唯希)
感想は一言、おもしろい!みんなに読んでほしい!
ここまで芯に語り掛け、面白かった、読んでよかったと思ったのは初めて。
FIREというワードだけで片付かないくらい濃密。
筆者のFIREのその先の目的、決意表明ともとれるものでもあり、
警鐘にも似た信念の一冊に感じました。
思わず笑いが漏れるような筆者自身のコミカルで豊かな実体験からくる主張が、
経済面の思考法だけでなく、精神面の思考法について
主体的に考えることの重要性に大きな説得力を持たせています。
今の多くの日本人に必要なことが、この一冊にびっちり詰まってる印象。
それぞれの思考法もさることながら
特に印象的に感じたのは、日々どこかで感じる日本人のハングリー精神の低さへの憂慮。
自分自身、会社生活での周囲から感じる印象、公私含め海外で受けた現地人の印象から
強く同調する部分がありました。
子を持つ親としても、子ども自身だけでなく、彼らが育つ国の環境として、
漠然とした心配は的外れでないということの一つの裏付けとも感じました。
耳が痛いのは、そんな環境を作ってきた一因であろう
異質な環境に身を置くことに億劫っていうとこがモロ自分自身に当てはまってしまうところ。
ザ保守的。
この本に示された思考法から、一つでも多く実践してみて
自分自身も主体的に考え、本当の意味で自立する力をつけていきたいですね。
そして、奉仕の役割を担える一人になれると良いなと思う次第です。
感動したので、とりあえず書きました。
折を見て直さないといけないですね(・・・明日やろうはバカ野郎)
それでは。
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